医療機関・施設向け
安全な生成AI導入ガイドライン

合同会社CareLinkは、医療・介護現場でのAI活用を安全にサポートします。
個人情報保護と法令遵守を最優先に、安心してAIを導入できる環境を構築します。

1. なぜ「設定」が必要なのか?(リスクと責任)

① データの「学習」による情報漏洩

通常の無料版AI(ChatGPTやGeminiの無料版)を医療現場でそのまま使うことには、法的なリスクが伴います。 無料版に入力したデータは、AIの精度向上のために提供側に「学習」され、再利用されます。 つまり、患者さんの情報が回り回って他者の回答に現れるリスクがあります。

② 日本のガイドラインへの抵触

医療機関は、厚生労働省・経済産業省・総務省による「3省2ガイドライン」を遵守する義務があります。 適切な契約(BAA等)を結ばずにクラウドサービスを利用することは、このガイドラインに抵触する恐れがあります。

2. Google Workspace「医療用モード」の仕組み

本コンサルティングでは、Google Workspaceを「医療機関専用の安全な環境」に構築します。

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法的な盾:BAA(業務提携契約)の締結

Google社との間で、米国医療情報の保護規定(HIPAA)に基づいた契約を締結します。 これにより、Googleがデータの機密性を法的に保証します。

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技術的な壁:AIアドオン(学習オフ機能)

有料の「AI Expanded Access(またはGemini Business)」を適用することで、「入力したデータをAIの学習に一切使用しない」という技術的な保護を有効化します。

3. 導入コストの目安(1ユーザーあたり)

安全な環境を維持するために、月額約5,000円の維持費が発生します。

項目内容概算月額(税込)
基本プランBusiness Standard(土台となる環境)約1,980円
AIアドオン学習非利用・データ保護ライセンス約3,000円
合計約4,980円

※医療専用の特殊なAIシステムを個別導入する場合(月額数万〜数十万円)に比べ、汎用性が高く、圧倒的に低コストで安全を確保できます。

4. 医療AI導入チェックリスト(コンサルティング項目)

施設側で準備・確認が必要な事項です。

☐ 【法的準備】

  • Google Workspace 管理者アカウントの作成
  • BAA(業務提携契約)および修正条項への同意完了

☐ 【技術的準備】

  • AI専用ライセンスの購入とユーザーへの割り当て
  • Geminiアプリの「データ保護済み(盾のマーク)」の確認

☐ 【運用ルールの策定】

  • スタッフ用「AI利用マニュアル」の作成
  • 入力データの「匿名化(仮名化)」ルールの徹底
  • 退職者アカウントの即時停止ルールの策定

☐ 【対外的対応】

  • 院内掲示(ポスター)による患者様への告知
  • プライバシーポリシーの改定(必要に応じて)

5. コンサルタントとしてのサポート範囲

本業務では、上記チェックリストの「技術的な複雑な設定(Google管理画面の操作)」を代行・サポートし、 スタッフが迷わず安全にAIを活用できる環境を構築します。